私と献血

皆さんは献血をしたことはありますか?

私は3回あります。それも全て400ml献血です。

私と献血の出会いは、小学生くらいだったと思います。家族で出かけたショッピングモールの前に献血の車が停車しており、父が献血を行なっておりました。母は健康には問題ありませんが、血が薄いらしく、献血はできないらしいです。

それが私と献血の初めての出会いです。

そこから月日は流れ、18歳で大学受験を受けにいった夕方。私は駅前で献血の車を見つけました。これは「移動採血車」というらしいです。初めて知りました。

日本赤十字社によると、200ml献血は男女共に16歳から、400ml献血は男性17歳〜、体重50kgの女性18歳〜できるそうです。

話は戻って、18歳の頃。私の大学受験は推薦入試だったため、2日に分かれており、1日目が終わった後に献血の車、いや、移動採血車を見つけました。私は邪な人間なので「ここで良いことすれば、大学受験に受けるかも?」という思いで献血しようと決めました。

受付を済ませ、スポーツドリンクをいただき、採血前の血の検査をしていただきました。血の検査をすると、血色素量(ヘモグロビン濃度)が低く、献血は実施できず、、、

大学入試中だったので、少し疲れていたようです。

そんな初めての出会いから、数年。2回ほど400ml献血を実施し、一昨日にまた献血に行ってきました。

その日はなんだかやる気が出ずに、気持ちが落ち込んでおりました。気分転換にお弁当を作って外出し、一人でピクニックでもしようかなと近所のスーパーを通りかかると、移動採血車がありました。

少しでも人の役にでも立てば自分の気が晴れるかな、と考え、一人で海辺でピクニックをしたのちに献血に向かいました。

受付の方に献血をしたい旨を伝え、献血カードを渡しました。すると、アクエリアスのパウチをいただき、それを飲みながら順番を待ちます。その後、名前を呼ばれると、氏名や住所の確認をして、靴や服を着たまま体重を測ります。問題なく50kg以上あったので、400ml献血をすることになりました。

少し待つと、タブレット上での問診を実施。その後やっと移動採血車に乗り込みます。

移動採血車の中では、まずお医者さんからの問診を受けます。体調などを聞かれて血圧を測ります。確か上97、下57くらいだったと思います。まあ問題ありません。

その後、私は看護師さんから指先から採血をしてもらいます。右手の指先でプスっと針を刺して、血を出して血色素量を測ります。18歳の頃の経験があるので数値が気になってみていると14、1g /dLでした。

献血ができる基準は、女性だと12、5g/dL以上であるため、余裕ですね。

血の薄い私はもうみる影もありません。健康です。

その後はやっと献血です。

膝に毛布をかけていただき、献血する腕をチューブで縛ります。その後、献血する方の手のひら少し握れる小さいものを渡していただき、軽く握ります。こうすることで末梢の静脈血が血管に集まり、血管を怒張させて採血しやすい状態にするみたいです。

そこから約10〜15分間採血が始まります。最初の10分くらいはぼーっと過ごします。半分くらい経過すると、看護師さんがそのことを知らせてくださります。そこで足先を上下に動かしたらいいよ、と教えていただきました。そうすると血の巡りが良くなるようです。

約10分くらいの献血が終わってから、少し休憩して外に出ます。10分くらい休むように言われていたので、移動採血車の横に行くと、椅子と机があり、大きなタッパーの中には大量のちんすこう。もちろんいただきました。

久しぶりの塩ちんすこうは美味しかったです。

最後に献血カードを返していただいて、少しのお土産をいただたら献血は終了です。

なんのやる気もなかった日が、少し良い気分になりました。

献血は社会貢献のため、という感じですが、自分が少し良いことをしている気分になれて、飲み物や食べ物、少しのお土産をいただける、かつ無料。

私は結構コスパのいい行為だな、と思います。

これからも少しお茶してお菓子食べたいなーとか、気分を晴らしたいなーなんて時は献血に行こうかな、と思います。

私はほんっとうに健康優良児なので、これからも少しだけでも社会貢献ができたらなぁと思います。

とはいえ、本当は自分のためですね。だってお菓子もらえるし、タダで。笑

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