年が明けて間もない1月2日から3日までの間、大学時代の友人と広島・愛媛旅行へ行きました。
3が日から遊び呆けている、と言われてしまいそうですが、社会人になり、住む場所が遠く離れた友人たちと遊びに行くには、お正月しかありませんでした。
今回の旅は「慰安旅行」と題しております。ひたすらにゆっくりのんびり好きなことを贅沢にやり切った旅となりました。
さて、1日目の集合場所は、11時に広島駅。
沖縄県民の私は、朝一番の飛行機に乗り込み、まずは福岡空港へ。そこから博多まで電車で移動し、広島まで新幹線で向かいました。
11時。広島駅の改札を出ると友人2人が待っていました。
初めての出会いは18歳。そこから同じ寮で5年間生活を共にしました。
寮で生活していたため、彼女たちとは24時間共に生活しておりました。朝起きてから夜寝るまで、いや、夜に寝ている間だって一緒でした。
そんな彼女たちは私にとって大切な「大人なじみ」。そんな言葉はないと思いますが、私たちの関係を表すのはそんな言葉がピッタリです。
厳しい寮生活を通じて、学校の友人では得られないような絆が私たちの間には結ばれている、と私は思っています。
さて、そんな大切な「大人なじみ」たちとの再会はなんと2年ぶりです。
でも会った瞬間、そんなブランクはどこかへいってしまいました。本当に懐かしいし、何も変わってない。会うまでの緊張はどこかへ吹き飛びました。
まずは腹ごしらえをしようということになり、選ばれたのは「尾道らーめん」。
尾道ラーメンとは、その名の通り、尾道市を発祥とした広島県東部に広がるラーメンスタイルのことを言います。その歴史は深く、地元で80年以上の歴史を持つと言われています。
その特徴は、鶏ガラでとった出汁と瀬戸内の小魚からとった出汁に醤油を合わせたスープがベースで、その表面には背脂のミンチが浮かび、コッテリ感があることです。麺は中細で、平打ちのものが多く使用され、具はチャーシューやめんま、卵などがのっています。ちなみに中細とは、約1.25cmのようです。
そんな歴史ある尾道ラーメンが食べたい!ということでまずはお店探しです。
レンタカーを借りる予定があったので、そこへ向かいながら空いているお店を探します。
1件目、やってない。2件目、のれんはあるがやってない。3件目、やっていない。4件目、やってない。
4件連続で振られた私たち。鳴り止まない腹の虫、、、
なんてワークライフバランスの取れた街なのでしょう。そりゃあ、1月2日のお昼時なんて休みますよね。当然です。私たちが甘かったです。
お腹を空かせたままレンタカーやさんへ。感じのいいおっちゃんからレンタカーの説明を受け、いざ乗り込みます。
トランクは私たちの荷物でパンパン。これから始まる私たちの旅への思いもパンパン。
いっぱいじゃないのは私たちのお腹だけです。
そんなこんなで私たち「大人なじみ」の「慰安旅行」は始まりました。
次からはその思い出を少しづつ綴って行きます。
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